Feng Officeの各種類のオブジェクトには、開発者が予め定義した一連の属性(特性やフィールド)があります。これらの属性はオブジェクトに保存したい一般的なデータのほとんどを満たすでしょう。しかし、特定の要求がときどきあって、この場合にカスタム属性が役に立ちます。
カスタム属性は標準の属性のように検索可能ですが、初期のバージョンではバグのためにFeng Office 1.5.1(以降)だけで動作します。1)
カスタム属性は実際には2つの種類があります。これを特定カスタム属性と一般カスタム属性と呼びます。後者はFeng Officeの初期のバージョンから存在し、一方さらに柔軟で強力な特定カスタム属性はFeng Office 1.4で導入されています。
上記の画面では、Company type
は特定カスタム属性です。ご覧のように、他の属性と同じように見えます。標準の属性との主な違いは、開発者がプログラミングしたのではなくて、管理者が構成したという事実にあります。
特定カスタム属性の下に、Name
とValue
の2つの欄が表示されています。これは一般カスタム属性で管理者による構成は不要です。この種類のカスタム属性は、ユーザーは誰でも好きに使用できます。すなわち、見方によってこの自由度は利点にも欠点にもなります。
特定カスタム属性はデータを入力するときユーザーをガイドできます。なぜなら、期待するデータが何か明白で、入力するデータを制限できるからです。これはユーザーを支援し、データの質を改善します。上記の画面表示を理解すれば、どのユーザでも会社の種類の指定が期待されていると理解し、既存の値から選択して、1つだけ、複数、1つも選択しないこともあるでしょう。
データベースの多数のレコードに共通な属性が存在する場合は、管理者は特定カスタム属性を定義することを検討すべきでしょう。Feng Officeに取引先と顧客を保管しているなら、きわめて頻繁に必要になるため会社のカスタム属性として納税者番号を定義するのは良い方法でしょう。言い替えれば、データベースに1つか2つだけある飲食店のために、営業時間のカスタム属性を定義することは、おそらくないでしょう。ここでは一般カスタム属性で足りるからです。
特定カスタム属性を定義するには、管理パネルに移動してカスタム属性をクリックしてください:
次に、カスタム属性を定義したいオブジェクトの種類を選択しなければなりません:
Feng Officeの殆どすべてのオブジェクトにカスタム属性を設定できることに気づくでしょう。カスタム属性をユーザーやワークスペースにさえ設定できます。唯一の例外は時間枠です(時間モジュールを参照)。
特定カスタム属性は、すべての種類のオブジェクトで同じように見えます。以下の例は会社に関係していますが、他のどの種類のオブジェクトでも同じオプションを設定できます。
カスタム属性を追加
をクリックした後に、上の画面表示のような以下のオプションを提供するフォームが表示されます:
テキスト
- どのようなテキストも受け付ける標準の入力欄数値
- (10進値を含む)数値だけを受け付ける標準の入力欄論理値
- チェックボックス (はい/いいえ)リスト
- ドロップダウンメニュー、または複数選択リスト(複数値
のオプションに依存)日付
- 日付ピッカーの付いた日付の入力欄メモ
- テキストエリア名前
)の次に表示します。必須
を設定した場合は初期値の定義はあまり意味を持ちません。)論理値
のタイプのカスタム属性では使用できません。カスタム属性
をクリックして、このセクションを展開しなければなりません)。特定カスタム属性は定義した順番に表示します。順番を変更するには、単に右の矢印のボタンを使用してください:
一般カスタム属性は名前と値の組で構成されます。使い方は極めて明確なので、これ以上述べる必要もほとんどないでしょう。
Feng Office 1.2から、一般カスタム属性の数に制限はありません。2) 新しい名前と値の組を追加するには、単にカスタム属性を追加
をクリックしてください。名前と値の組を削除するには、右の削除ボタンを使用してください。
カスタム属性の欄は詳細表示と編集表示でアクセスできますが、リスト表示ではできません。上で説明しましたように、編集表示をしたときに、それぞれの特定カスタム属性をすぐに表示するかどうかを指定するオプションがあります。
カスタム属性の規則の例外として、ワークスペースのカスタム属性はダッシュボードにも表示されます:
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